ミュージカルフランケンシュタインを観て

主要キャスト

ビクター.フランケンシュタイン/ジャク 中川晃教

アンリ.デゥブレ/怪物 加藤和樹

ジュリア/カトリーヌ 音月桂 (ビクターの婚約者)

ルンゲ/イゴール 鈴木壮麻(ビクターの執事)

ステファン/フェルナンド 相島一之  (ジュリアの父親)

エレン /エバァ 濱田めぐみ(ビクターの姉)

 

音楽/イ・ジョンソン

脚本/歌詞 ワン・ヨンボム

潤色/演出  板垣恭一

訳詞/森雪之丞

キャストが豪華でチケットを購入して楽しみにしていました。

皆さん一人二役演じるので、皆が怪物に変身しちゃうのかなぁ?なんて勝手に思っていたら、全然違ってとっても切なくて重たい内容のお話でしたが、そんな状況でも素晴らしい音楽が良かったです。

ストーリーは、かなり簡単に集約してしまうと、ビクターという科学者が死体を甦らせる研究を行っていて、親友のアンリが行き違いで、殺人事件の犯人になって死刑にされてしまい、 ビクターがアンリの遺体で実験して、怪物が誕生してしまう。こんな感じです。

怪物を創りあげてしまった者と、怪物にされてしまった者両者の気持ちがとても良く歌われていて良かったです。

とにかく、中川晃教さん(なかがわあきのり)彼の歌声がもうそれはそれはとっても素晴らしい歌声で、とても良く伸びて、とてもきれいな声でした。

そして、加藤和樹さん(かとうかずき)  は、怪物になってしまうのですが、私にとってフランケンシュタインって、藤子不二雄さんのアニメ怪物くんに出でくるフランケンシュタインのイメージしかなくって、加藤さんは、とってもかっこいい方なので、想像を絶するフランケンシュタインでした。特にアンリが怪物に変身してしまうシーンが印象的でした。

怪物になってしまい、孤独になってしまったアンリがにとっても感情移入してしました。

ちなみに、このミュージカルの原作は、英国作家メアリー・シェリーが1818 年に発表した小「フランケンシュタイン」を原作にして、韓国ソウルにて2014年に初演ロングランヒットしたミュージカルが、日本に来日したミュージカルです。

海外ミュージカルというと、ブロードウェイ発の作品が日本では、馴染みが多いのですが、韓国発というのは、珍しいですが、最近韓国発のミュージカルがちょこちょこ日本へ上陸しているので、どんどん増えてくるのかなと思うと、楽しみです。